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美容皮膚科

保険・自費診療の一元化や多店舗の管理など、効率性向上を目的としたPOSシステムからのリプレース

銀座よしえクリニック様は、銀座、表参道、都立大学、大岡山、新宿、池袋、横浜に7院を展開する、地域に密着したクリニックです。保険による治療から、保険では解決できない深刻なトラブルまで対応する皮膚科・美容皮膚科をメインとされています。銀座よしえクリニック様では、医師、看護師、スタッフ含め定期的な全体勉強会、セミナーを実施し、技術・知識に遅れを取ることのないよう努力され、患者様のために最適な治療をご提供できるよう努めておられます。

メディベース カスタマーサクセス 西村 拓弥(写真=左)、銀座よしえクリニック 理事長 廣瀬 嘉恵様(写真=中央)、銀座よしえクリニック 受付マネージャー 稲田様(写真=右)

患者様一人ひとりと向き合い、患者様一人ひとりの願いを叶える医療

―貴院の特徴やコンセプト、目指す姿をお教えいただけますか。

廣瀬理事長:当院の理念は、患者様一人ひとりと向き合い、患者様一人ひとりの願いを叶える医療を提供することです。患者様が何を求めていらっしゃるのかを丁寧にお聞きし、私たちが持つすべての力を尽くしてその思いに応えることを目指しています。せっかくご来院いただいたのに、何もせずにお帰りいただくようなことがないように努力を重ねています。
当院では、メスを使わない範囲のアンチエイジング美容医療に関して「銀座よしえならできる」と患者様に満足していただけるように取り組んでいます。当院で対応できなかったことはどこでもできない、と言っていただけるように努めています。美容皮膚医療の分野では、できる限りの対応を目指し、スタッフの教育にも力を入れてきました。

保険と自費を一元化できない・多店舗の切り替えが煩雑、効率を上げるためにリプレースを検討

―電子カルテ導入にあたっての課題や経緯をお教えいただけますか。

廣瀬理事長:今から20年以上前、保険診療をメインとするクリニックを開業した際、これからの時代には電子カルテが必須だと考え、クラサバ(クライアントサーバー型)の電子カルテを導入したのが始まりです。当時は紙カルテが主流で、電子カルテを導入しているクリニックはほとんどありませんでした。 その後、予想以上に美容皮膚医療が人気となり、大岡山院だけでは患者様の受け入れが限界に達し、保険診療と自費診療を行う多店舗経営へと展開していきました。院数の増加に伴い、保険と自費の二重管理や、各店舗間での管理業務が深刻化し、これらの課題を解決する必要に迫られました。
クラサバの場合、院内にサーバーを設置するのはセキュリティ面でリスクが高く、情報の相互連携ができない点も問題でした。そのため、クラウドサービスの導入を検討しましたが、顧客管理機能を備え、当院のニーズに合うクラウド型電子カルテは見つかりませんでした。そこで、医療には対応していないサロン向けのPOSシステムを導入し、開発をベンダーと一緒に進めることになりました。
導入後、操作には慣れてきたものの、保険診療と自費診療を一元化できなかったり、各店舗の切り替えが煩雑だったりと、運用面での課題が残りました。そこで、効率化を図るために他のサービスへのリプレースを検討することになり、12社ほどに話を聞きました。

エンジニアリング力が決め手、現場ニーズを的確に把握した対応ができる信頼性の高い電子カルテ

―MEDIBASEをお選びいただいたポイントを教えていただけますか。

廣瀬理事長:御社はエンジニアリングの強固さが特長で、美容クリニック事業の中身を重視している点が決め手でした。ビジネス(商売)だけでなく、技術面でも信頼できる企業であることが重要でした。ITエンジニアが立ち上げた企業と聞き、また面談を通じても技術面の信頼性が高いと感じました。
当院は、日本でいち早く電子カルテを導入した経緯があり、現場のニーズを的確に把握した対応ができるエンジニアが作る電子カルテを求めていました。システムのリプレースは現場に混乱を招くことが多いため、頻繁に乗り換えるわけにはいきません。そのため、慎重に選びました。
機能だけを重視するなら、より多機能なサービス、機能にたくさん〇(マル)が付くサービスもあります。しかし、技術力の信頼性を重視し、銀座よしえに合った運用を実現してくれるMEDIBASEを選びました。
西村:弊社代表の山路は電子カルテのエンジニアで、電子カルテの歴史とともにエンジニアリングを続けてきました。代表は今でもクリニック様と向き合ってものづくりを行っています。クリニック様の声を聞きながら製品を開発するという弊社の特徴を評価していただけたことは非常に嬉しいです。

機能だけに依存することなく、従来のやり方を変えない運用を提案してくれた

稲田様:受付スタッフは電子カルテを最も多く使用します。保険診療のレセプトなどを含め、細かい要望が多数あります。御社は機能としては対応していない場合でも、代替えの運用方法を提案してくれました。他社では、対応していない機能についてはただ「できない」と言われるだけで、私たちが独自に対応策を考えなければなりませんでした。しかし、御社は従来のやり方を大きく変えずにできる代替え案を提案してくれたので、こういうやり方があるのかとプラスにさえ感じました。現場にとって、ベースを崩さずに新しい方法を提案してくれることは非常にありがたかったです。
新システムに現場が慣れるのは大変です。なるべく労力をかけずにスムーズに乗り換えられる方法を考えた結果、MEDIBASEさんを選びました。御社は受付のオペレーションを半日ほど観察し、現状の運用にあった最適な提案をしてくださいました。他社は機能の素晴らしさをアピールするだけで、導入後に本当に使えるかどうかに不安を感じました。現場のオペレーションを観察して提案してくれたのはMEDIBASEさんだけでしたよ。

追加機能要望にも柔軟に対応。我々が求めている処理に対応できたのはMEDIBASEだけ。

廣瀬理事長:次に、電子カルテで最も大事なのは安定性です。頻繁にフリーズやロードに時間がかかるのは非常に困ります。MEDIBASEはフリーズやロードタイムがほとんどないので安心して使えています。
西村:おっしゃる通り、弊社はエンジニアリングにこだわり、データ処理を軽くできるようなアーキテクチャで設計し、直感的に操作できるよう製造しています。電子カルテを長年作ってきたメンバーだからこそ、スムーズに使えることが最も重要だと理解しています。とは言え、一部重たくなる処理もあるので、その点は今後改修していきます。このお話は、エンジニアにとっても非常に励みになります。
廣瀬理事長:また、特定商取引法対応や電子署名に関しては、他社も対応しているという回答ではありましたが、よくよく話を聞いてみると実際には使えない機能でした。我々が求めている処理に対応できたのはMEDIBASEだけでした。
稲田様:例えばMEDIBASEは、診療コースの入力画面から契約内容をワンクリックで照会できるため、他社と比較しても管理する手間が圧倒的に少なかったです。
廣瀬理事長:まだMEDIBASEには実装されていない要望機能もありましたが、MEDIBASEならば安定して使える機能が今後リリースされるだろうという信頼感がありました。

患者様一人ひとりの満足度を最大限に高めるために、スタッフ全員が協力してサービスの質を向上

―最後に、貴院の今後の展望など何かメッセージをいただけますか。

廣瀬理事長:現在、当院はクオリティ向上に力を注いでいます。CS(Customer Satisfaction)を重視し、患者様一人ひとりの満足度を最大限に高めるために、スタッフ全員が協力してサービスの質を向上させていきます。また、最先端医療である再生医療に引き続き力を入れてまいります。再生医療に関しては、当院がおそらく国内で最も多くの症例数を誇っていると思います。
さらに、六本木院もオープンを間近に控えていますので、ぜひ皆様のご利用をお待ちしております!

■クリニックの概要
クリニック名:銀座よしえクリニック 主な診療内容:シミ・ニキビ・ニキビ跡・毛穴の開きなどの肌質の改善や、しわ・たるみなどのエイジングケアのお悩み、痩身/ダイエット・部分痩せ・小顔/顔痩せ治療などの美容皮膚医療 URL:https://www.ginzabiyou.com/

※このコンテンツは2024年7月時点の情報です。